2013年12月21日に行われた第30回湘南ベルマーレ・クラブカンファレンスにおいて、スタジアム改修の話題が議題にあがりました。 湘南ベルマーレ眞壁社長から、スタジアムならびにクラブライセンスの現状についての説明があり、2015年のJ1ライセンスが発行されない可能性を言及されました。湘南ベルマーレサポーターズ協議会として、本件について湘南ベルマーレからの許可を受けて、本件の概要を掲載させていただきます。 これまで、サポーターの夢として、より良いスタジアム環境を求めて署名活動を行ってきましたが、湘南ベルマーレがこれからも発展し我々サポーターも大きな夢を持ち続けられるように、J1ライセンスを充たすスタジアムを求めて、署名活動を継続していきます。
【現状について(Shonan BMWスタジアム平塚の収容人数問題)】
- 2013年9月にJリーグから、2014年シーズンのJ1ライセンスは交付されています。
- 現在Shonan BMWスタジアム平塚の収容人数は1万8,500人となっていますが過去1万5,000人以上が入った記録がないことを受けて、JリーグはShonanBMWスタジアム平塚が1万5,000人を収容できるかを確認するため、2013年9月28日の浦和レッズ戦において実態調査を行いました。
- レッズ戦での入場者数は1万3,743人でしたが、特にアウェイゴール裏は約2,100人の入場者数で通路にまで人が溢れた状態となり、非常時の安全性に問題があることがマッチコミッサリーから指摘されJリーグに報告がなされました。
- レッズ戦での実態調査後にJリーグから、スタジアム全体での物理的に可能な収容人数、および立見席(ゴール裏)の安全確保の確認について通達がありました。
- 2013年12月上旬に、ゴール裏の1人あたりの設定面積を実情にあわせ検証し、ホームゴール裏、アウェイゴール裏とも2,300人収容、スタジアム全体では1万5,000人をわずかに超える収容が可能である検証結果をJリーグに回答しました。
- レッズ戦の実情を踏まえると安全性を確保した上で1万5,000人以上収容することは厳しいという認識を持っています。
- また、現在も一定面積の屋根の設置が基準を満たしていない状況でもあり、収容人数問題をできるだけ早く解消する必要があります。
【湘南ベルマーレの署名活動への関わりについて】
- サポーター主導による署名活動に対して、湘南ベルマーレは署名活動の仲間として、これからもサポートしていきます。
- 湘南ベルマーレとしては、J1ライセンスが発行されない可能性の説明を含めて、関係団体への働きかけをしていきます。
- また、湘南ベルマーレオフィシャルホームページから当ホームページへリンクを貼るなどして密に連携していきます。
【今後考えられること(湘南ベルマーレとサポーターズ協議会が持っている危機感)】
- 2014年7月ごろに2015年のJ1ライセンスの審査について大枠が決まります。
- スタジアムの収容人数が15,000人に満たないことを理由にJ1ライセンスが出ていないクラブもあり、湘南ベルマーレだけが特例になることはありません。
- Jリーグから、Shonan BMWスタジアム平塚の収容人数が15,000人に満たないと判断されると2015年のJ1クラブライセンスが発行されません!
- 来シーズン、夏ごろにJ2で首位を走っていたとしても、その時点でJ1クラブライセンスが交付されなければJ1昇格はできないということです。
湘南ベルマーレがこれからも発展し我々サポーターも大きな夢を持ち続けられるように、スタジアム改修を早期に実現させましょう!